買ってよかったもの

【レビュー】振って泡立てて飲むコーヒー”ワンダフルワンダ”

人とは、振ってはいけないものを本能的に振りたくなる存在なのである。

           1924年 カール・レーフラー

そう少年時代、友人の麦茶入り水筒を振りまくってビールwwwなどと言ったものだ。

目には目を歯には歯を、他人への行為は自らにはね返ってくるのである。

私は何度も、友人に振られてまずくなった麦茶を飲んだ。

なぜ飲み物を振ってしまいたくなるのだろうか。

破滅への道とはわかっていても、振ることを止めることができない。

今までにも「振る」にスポットを当てた飲み物は存在した。

例えば「炭酸飲料」もまた「振る」という誘惑を掻き立てる。

炭酸という炭酸飲料を炭酸飲料たらしめるコアを失っては、もはやアイデンティティを保つことはできない。

世の中にはそんな人々の欲望を叶える悪魔的存在があった。

コカ・コーラ ファンタ ふるふるシェイカー情熱の真っ赤なオレンジ 180ml缶×30本

コカ・コーラ ファンタ ふるふるシェイカー情熱の真っ赤なオレンジ 180ml缶×30本

フルフルシェイカー。

【炭酸飲料×振る】

二律背反であるはずの要素を叶えてしまった。この商品の誕生は革新的であった。

やってはいけないことをやっていいなんて…

小学生の時の私は、自らの欲望を叶えるこの商品に魅了されてしまった。

毎日のように母にフルフルシェイカーをねだり、週に一度の習い事の後だけは買ってもらえたのである。

悪魔「振っていいんだぜ…?」

そんなささやきが聞こえてくるようであった。

しかし、その存在が長くこの世にとどまることはできず販売停止へと追い込まれた。

一方で私はあのころの快感を忘れることができなかった。

(正確には2017年ごろから細々と発売再会しているようである。)

それが幼き日の記憶。

<目次>

悪魔「振っていいんだぜ…?」

【振る程に生まれるきめ細やかな泡】

アサヒ飲料「ワンダフルワンダ」129円+税

www.youtube.com

暇過ぎてワンダフルワンダ丁寧に作ったら、上手く泡立った☕ pic.twitter.com/kiFDDrKmsE

— 🌜えりな (@buryknotFive65) June 4, 2019

なんなんだこの飲み物は…

振って泡立てて飲むコーヒーだと…?

そんな恐ろしい飲み物が許されていいはずがない…

俺は、フルフルシェイカーを卒業したんだ!!

麦茶の例を見てみろ!!

泡立てただけで味が壊滅したじゃないか!!

飲み物は!!!振っちゃいけないんだ!!!!

ワンダフルワンダ「振りたいだろ…振っていいんだぜ…?」

俺「くっそおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!!」スーパーで購入チャリーン

買ってみた。

「振るほどに泡、なめらかな味わい」

「振るほどに生まれる、きめ細やかな泡。お好みの”なめらかさ”でオフのひとときをお楽しみ下さい。」

そんな売り文句が書いてあるが、見た目は普通のブラックコーヒーだ。

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とりあえず、振らずに飲んでみた。

第一の感想は「スッキリした飲み口」。コールド専用なだけあって、ゴクゴクと飲める印象。どちらかというと苦みの強いホットコーヒーが好みの私だが、軽くてスッキリしているのも悪くないと思えた。

他社製品で似ているものを挙げるならば、クラフトボスのブラックだ。

サントリー コーヒー クラフトボス  無糖ブラック 500ml×24本

サントリー コーヒー クラフトボス 無糖ブラック 500ml×24本

ここ一年ほどのトレンドとして入りコーヒーが急激に売り上げを伸ばしている。

「オフィスで一口ずつ、水分補給をするように飲む」飲み方のニーズが発掘されたからだ。

それにはスッキリとしたコーヒーが向いているのである。

その点でワンダフルワンダの風味はトレンドを押さえていると感じた。

もう一点の感想として、「酸味が少し強め」だった。

苦みを抑えてあるため、相対的に酸味が前に出てきているように感じた。

酸味に関しては好き嫌いが分かれそうだ。

振ってみた。

シャカシャカシャカシャカ…

ああ、少年時代の麦茶入り水筒を思い出す…

飲み物を…こんなにも全力で振っていいなんて…

快感…

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振り終わった。

そこまで泡立ちやすいわけではなく、激しく振らないときめ細やかな泡にはならなかった。

さあ、飲んでみよう。

あ、泡が出てこねえ…

傾けると絶妙に泡が口元に到達しないのである。

泡関係ねぇじゃん!!!

クソッ、だましたなアサヒ飲料!!!

カスタマーセンターにブチ切れてやる!!!

ワンダフルワンダ「おいおい、ちゃんと正しい飲み方で飲んでくれよ…?」

公式CM曰く、「グラスに注いで飲む」のが正解らしい。

ブチ切れてしまって申し訳ございません。陳謝ぁぁぁ。

グラスに注いで飲んでみた。

公式CMのやり方にしたがってやってみよう。

まずは半分までグラスに注ぐ。

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まろやかな泡ができるまで振り、泡をグラスに注ぐ!!

ま、まるで黒ビール。

これを仕事中に呑んでいたら、上司から「ビール飲んでんじゃねぇぞゴルァ!!」とブチ切れられても言い訳できないレベルの黒ビール感…

いや、これはむしろお酒が飲めない女子大学生が飲んでなくないウォウウォウwwwなんてコールを掛けられたときに笑顔で「黒ビール飲んでるんで~」と言い返せるレベルの黒ビールさだ!!!

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さあ、飲んでみよう。

「予想以上においしい」

割と完全なネタ商品だと思っていたが、予想以上に泡がおいしかった。

売り文句の「きめ細やかな泡」「クリーミーさ」もウソではなかった。

例えるならば、カプチーノの泡だ。

カプチーノはミルクを蒸気で泡立ててつくる。それをミルク無しかつ人力で再現した印象。

振る前はスッキリとした飲み口だったワンダフルワンダは、泡を手に入れることでスッキリかつ濃厚な風味へと変化した。

麦茶と同様、振ることで味が変わるとは非常に興味深い…

グラスに注いでこそ真の実力が発揮される。

ワンダフルワンダの真の実力は、グラスで飲むことで発揮される。

ぜひグラスで飲むことを試してみてほしい。

ワンダフルワンダは「振る」という行為を飲み物に掛け合わせたことで、他社製品との差別化が図られており、非常に面白い商品だと感じた。

かつてフルフルシェイカーを楽しんだ人は必ず楽しめる。

いうなれば、大人のフルフルシェイカー。

そのコンセプトから写真映えするので、ツイッターやインスタに投稿されることも多い。

\\ 泡やばっ //
泡のコーヒーゼリー#ワンダフルワンダ#本日のゼリー pic.twitter.com/8GJygh5QNt

— のん。 (@non_non0519) June 2, 2019

このワンダフルワンダこれは成功例か? pic.twitter.com/POui6L0hZe

— 現実逃避が激しいロゼワイン好きブラック (@p76XvExTRlprdKn) June 2, 2019

一方で泡がペットボトルのままでは楽しめない点は「オフィスで一口ずつ飲む」飲み方とはマッチしていないように感じた。

パッケージに「オフのひとときをお楽しみください」と書いてあることから、アサヒ飲料は当商品をオフィス以外で楽しむことを想定しているのかもしれない。

総評

  • 人は飲み物を振りたくなるものである。
  • それを叶えてくれるワンダフルワンダは悪魔的存在。
  • 振るのが楽しい。
  • ネタ商品かと思いきや予想以上においしい。
  • グラスに注いで楽しもう!!!

興味を持った方はぜひお試しあれ。

アサヒ飲料 ワンダフルワンダ ブラック 500ml×24本

アサヒ飲料 ワンダフルワンダ ブラック 500ml×24本

それでは良い一日を!!!

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